東海道みそ自慢・手作りこうじみそ

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こうじ作りも人の手を借りず機械でできる現代ですが、木嶋こうじ店では手作りこうじ生こうじにこだわり、蒸し米の放冷や、種付けもすべて素手で行っています。こうじ室(むろ)での温度や湿度管理も『こうじや長兵衛』の職人の勘が頼りです。

機械で作られたこうじに比べ、手作りのこうじはこうじ菌が米粒の内外に繁殖しこうじが固まり、噛むとほんのりと甘みがあります。このような手作りの生こうじ生きたみそには欠かせません。

こうじ室の内部。こうじの仕上がり日の朝は蒸気でむわっと蒸しかえる。
『生こうじ』はこのように箱を逆さにしてもくっついたまま。
生きたみそとは
生きたこうじ菌がいっぱい詰まったみそのことです。 みそは仕込んでから食べ始めるまでの間に数ヶ月~1年以上ねかせますが、この間に『こうじと塩と大豆』はみそになってゆくのです。
生きたみそには
天然のアミノ酸や酵素がぎっしり詰まっており、消化を助け二日酔いで弱った肝臓をも助けます。
生きたみそは
呼吸をして生きているが故、熟成が進むと、赤くなったり辛くなったり等、状態が絶えず変化します。市販のみそのなかにはその変化を抑えるため、保存料を使ったり、加熱殺菌してしまうものもありますが、それではみその効能を失ってしまいます。

体が芯から温まる『生きたみそ』をぜひ味わってください。

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